Patagoniaの思い出切り絵

高3の時にアルゼンチンに行った。

狙うはキングサーモンという世界最大のシャケ。

南極に限りなく近いアルゼンチンの先端にはこの世の果てかのような景色が広がっていた。ほとんどの山は背の低い植物がまばらに生えただけの色気無いただどこか魅力的な雰囲気を出していて山頂付近には雪がかぶっていた。

そしてその山の麓にはだだっ広い草原が広がり、小さなタンポポが一面に広がっている。

その中にオアシス的に現れる川や湖は白濁した水色でその水源は氷河だった。

その水色の水の中を悠々と泳ぐのがターゲットのキング。

人っ子一人いない自然の中のコテージに泊まり最高にうまいアルゼンチン料理を食べる。毎日現れる野生動物。沈まない太陽。

パタゴニアに立っていると自分の小ささを漠然と感じた。

そんな思い出を帰国後、ひとつの作品として残したくなり作ったのがこれ(切り絵をコピーして色鉛筆で色付けしたもの)

個人的思い出すぎて人には伝わらないところも多いが、僕のみた景色はこんな感じだ。

本物のキングサーモンがこちら!

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